Life-Xは個人でコンテンツを管理するほか、フレンド機能を利用することで、あらゆるコンテンツを友人、知人とシェアできる機能を持つ。ただし友人の検索にはメールアドレスか名前が必要になるため、従来のソーシャルネットワーク・サービス(SNS)に比べ、敷居はかなり高い。
これは「身近な友人、知人と写真や動画を共有して楽しんでほしい」というコンセプトに沿ってルール付けされたもの。そのため各コンテンツの共有設定も「共有しない(プライベート)」「フレンド全員に共有する」と個々に設定できるほか、各フレンドごとに共有設定を切り替えられる。
アルバムを特定の友人にのみ共有設定とすることも可能。各共有コンテンツには、コメントを付けることで意思疎通がとれ、伝言板的役割も果たす。
Life-X最大の特徴とも言えるのが、外部共有サイトとの連携だ。これは画像はFlickr 、動画はYouTubeと、点在していたコンテンツをLife-X上に一括表示、管理することができるというもの。現在表示できる共有サイトは以下のとおりだが、今後数は増加するものと見られる。
外部共有サイトのコンテンツでも画面上では同様に表示され、クリックして拡大すると、各サイトのロゴとサイト名が表示される仕組み。他社サイト上のコンテンツでもアルバム作成やフレンド共有などの機能はそのまま利用できた。
なお、現在Life-Xでは動画のアップロードには対応しておらず、YouTubeまたはeyeVioを通じての利用となる。ただし、アップロード済みのコンテンツであれば、Life-X Webクリップブックマークレットを用いて、ウェブクリップできる。
今回はPCを中心に使用してみたが、携帯電話、ゲーム機プレイステーション・ポータブル(PSP)、液晶テレビBRAVIAのアプリキャスト画面からも同様のサービスが利用できる。
そのためPCが苦手な人でもテレビを介することで利用できたり、時間と場所を問わず携帯電話から更新できたりと、自由度はかなり高い。対応機器も今後さらに増加していくとのことだ。
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