最後になるが、やはり注目のサービスとしては、 T-Mobile G1では、iTunesの「App Store」のように、アプリケーションストア「Android Market」へとアクセスできる。利用可能なアプリケーションの一例としては、搭載カメラで製品のUPCコードをスキャンすると、すぐに他のショップでの販売価格と比較検討できる「ShopSavvy」がある。さらに、二酸化炭素排出量をトラックしてくれる「Ecorio」アプリケーションや、写真を使いながら、段階的にビジュアルマップを作成できる「BreadCrumbz」アプリケーションなども用意されており、もちろんながらNamcoの「Pac-Man」を始めとする、各種ゲームの購入も行える。
T-Mobile G1は、現時点では「Microsoft Exchange」がサポートされていないという点を、明記しておかねばならない。もっともGoogleの説明では、オープンソースのインフラストラクチャとなっているため、サードパーティー製のアプリケーションで、簡単に対応する可能性もある。加えて、Gmailはプッシュ配信に対応しており、MS OfficeのドキュメントやPDFの閲覧にも活用できる。残念ながら、ステレオBluetoothには対応しておらず、テザー機能(ワイヤレスモデムとして利用可能な機能)もサポートされていない。予想通りではあるが、T-Mobile G1は、現時点ではSIMロックがかかっている。とはいえ、ロック解除を試みる動きも出てくることだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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