また、コミュニティー化もすすんでいる。たとえば、ユーザーからの天気の写真や天気の質問と回答が投稿できる機能が備わっている。「『台風が弱くなっても低気圧になってから発達する』ってどういうこと?」、「雨量が『1時間に〇ミリ』って言われても、よく分からなくないですか」など通好みの情報が投稿されている。またミニブログ風の300文字以内の言葉を投稿できる「ヒトコト」という機能まで存在する。9月18日にはNTTドコモ公式サイト「気象協会 晴曇雨」にて任意のエリアに雨雲が発生したらメールで知らせる「雨雲アラート」もリリースしている。
東京に住んでいる人に参考になるのは、東京の天候を見ることができる「東京アメッシュ」がある。東京都下水道局の運営で、レーダーと地上雨量計を使って雨の量をトラッキングしている。このサイトをiPhone用に提供しているサービスもあり、この「東京アメッシュ for iPhone」をブックマークすればiPhoneから見ることもできる。
また、ライフビジネスウェザーとドワンゴは「1日144回更新、10分ごとの雨予報が携帯電話でわかる『10分降りダス』」というサービスを開始。携帯電話のGPSを使い、その地域の天気予報を配信する。なお私自身としては、ぐるなびが運営する「月形半平太メールサービス」を利用していた。雨の降り始め予測時刻を数時間前にメールで教えてくれる。
昨今の天気だとウェザーニュースのサービス「ゲリラ雷雨メール」も便利だろう。登録した地点の周辺で、ゲリラ雷雨が発生する可能性がある場合に、メールで知らせてくれる。ユニークなのは、各種データに加え「ゲリラ雷雨防衛隊員」というマンパワーで天候予測を行う点だろう。やはり、このあたり最後の決めては人力なのだだろうか。
このようなサービスを活用して、まだまだ不安定な天気とうまくつきあっていきたいものだ。
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