Microsoftは米国時間9月8日、同社のサーバ仮想化製品「Microsoft Hyper-V Server 2008」を無償提供する計画を発表した。
ワシントン州レドモンドで開催の仮想化イベントに先立って、MicrosoftはHyper-V Server 2008を30日以内にウェブ経由で無償提供することを明らかにした。同社はこれまで、この製品を28ドルで販売する計画だった。
また、Microsoftは同日、Hyper-V仮想化技術の次期バージョンにライブマイグレーション機能を組み込むことを明らかにした。ライブマイグレーションを利用すれば、企業ユーザーは、1つのサーバで実行中の仮想マシンを別のサーバに移動できるようになる。
Microsoftによれば、この機能は「Windows Server 2008 R2」に搭載されるという。同社は元々、初期バージョンのHyper-V製品にライブマイクレーション機能を搭載するつもりだったが、出荷予定に間に合わせるために搭載を見送った。
また、Microsoftは主要なコンピュータメーカー各社の話として、「Windows Server 2008」ベースのシステムを発注する顧客のほとんどすべてがHyper-Vの搭載を選択していると述べた。Hyper-Vの開発は6月に完了している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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