Microsoftは今週、単一のサーバを複数の別個のサーバとして仮想化できる「Hyper-V」の開発完了を発表する予定である。
ZDNetのMary Jo Foley氏は米国時間6月24日、MicrosoftがHyper-Vの正式リリースを26日にアナウンスする計画であることを明らかにした。
これによりMicrosoftは、2月にリリースされた「Windows Server 2008」の発売後180日以内に、Hyper-Vをリリースするという当初の約束を果たすことになる。Microsoftは3月、正式版に近い「リリース候補」版の提供を開始していた。
しかしながら、この目標を達成するために、Microsoftは2007年中に、「Live Migration」など、一部の仮想化機能の搭載を見送る決定を余儀なくされた。
Hyper-Vは、この業界でトップを走るVMwareの製品をはじめとする、数々の仮想化技術に対抗するものとなる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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