Googleは米国時間9月2日、オンラインアルバムサービス「Picasa Web Albums」に、Picasaで公開されたさまざまな写真を特集する新しいページ「Explore」を追加した。Exploreでは、ユーザーたちが撮影した写真を一覧表示したり、アップロードされる写真をリアルタイムで更新したり、位置情報を示すジオタグが付加された写真を使ったゲームで遊んだりできる。
新機能の中で最も面白いのは、「Where in the World?」というゲームだ。これは、写真が撮影されたと思われる場所を巨大な世界地図上でクリックして当てるというものだ。クリックした場所と実際の撮影場所との距離に応じてポイントが与えられ、実際の場所に近いほどポイントは高くなる。このゲームはジオタグが付加された写真を利用しているが、だからといって答えが簡単にわかるわけではない。有名なランドマークや当地の標識に書かれた文字情報が含まれる写真なら、高得点が期待できる。だが、そうしたヒントが一切含まれない写真に当たった場合(かなり頻繁に出てくるようだ)、ただ運に頼るほかない。
この特集写真ページも素晴らしい第一歩だが、ライバルの「Flickr」が提供している写真探索機能にはとても及ばない。まず、写真を日付順に並べ替える機能がない。また、その写真を閲覧した人数やブックマークした人数が表示されないため、ExploreのトップページでGoogleがどういう基準で写真を表示させたのかがはっきりしない。
実際のユーザーたちを探索する手段が不十分なことも、物足りない点の1つだ。公開された写真からそのユーザーのプロフィールを見ることはできるが、コミュニティ内で人気の高い写真投稿者たちにスポットライトを当てるような手段はまだない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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