ジェネレータコンテンツに関する調査--ジェネレータコンテンツはユーザーの興味喚起に効果的? - (page 2)

Webマーケティングガイド2008年09月04日 08時00分

【Q3-1】ジェネレータコンテンツによるユーザーの意識変化

 Q3では、ジェネレータコンテンツを利用したことで、企業や商品に対する意識に変化があったのかどうかを尋ねた。その結果、「興味を持った」や「親近感がわいた」については30%前後のユーザーが効果があったと回答している。また、「理解が深まった」は20.2%、そして「商品購入やサービスの利用に影響した」についても15.6%がポジティブな意見を寄せており、コンテンツを使ったユーザーとのコミュニケーションにはある一定レベルの効果があると言えるのではないだろうか。

ジェネレータコンテンツを利用したことで、企業や商品に対する意識に変化があったか

【Q3-2】ジェネレータコンテンツによる興味喚起(男女別)

 ジェネレータコンテンツによる興味喚起率を男女別にみると、男性では「非常にそう思う」と回答したユーザーが7.7%と女性に比べ約5ポイント高いものの、「少しそう思う」も含めた合計で考えると、男性よりも女性の方が高い割合でポジティブな意識変化があったことが伺える。

ジェネレータコンテンツによる興味喚起(男女別)

【Q3-3】ジェネレータコンテンツによる商品購入やサービス利用への影響(男女別)

 また、商品購入やサービス利用への影響を男女別にみると、そう思う(「非常にそう思う」と「そう思う」の合計)と回答したユーザーは男性で23.1%、女性で1.4%となっており、女性に比べ男性の方がコンテンツ利用が商品購入やサービスの利用に影響していることが伺える。

コンテンツによる購入喚起

 一時期ほど見受けなくなったジェネレータコンテンツだが、携帯電話は時間が空いた時にふと利用することも多いことから、ユーザーからのニーズは依然としてあるのではないかと考えられる。ただし、ニーズが高いことと得られる効果は必ずしも比例関係にあるわけではない。本文にも書いたように、キャンペーンの成功はコンテンツの内容が非常に大きなウェイトを占めると考えられる。ただし、まずは「どのような効果を得たいのか」を考えた上で、コンテンツのアイディア出しから、全体のスキームを設計する必要があるのではないだろうか。

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 本調査はモバイルインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

調査対象:15歳〜49歳のモバイルユーザー345人
調査期間:2008年8月21日〜2008年8月25日
調査方法:モバイルリサーチ
調査機関:ネットエイジア

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