黒板風の手書きイラストを投稿できる「こくばん.in」。その開発者である宗原吉則氏が8月27日、同サービスのビジネス化に向け、「株式会社こくばんin」を設立したと発表した。設立は8月11日で、資本金は300万円。ウェブアプリケーションの企画や運営、開発などを行う。
こくばん.inは、黒板へのらくがきをウェブ上で体験できる、手書きインターフェースを利用したサービスで、2008年2月より運営を開始した。チョークの質感や黒板消しの消えにくさなども再現し、手書きによるコミュニケーションを提供している。
こくばんinでは今後、同サービスを利用したウェブマーケティングツールの提供を目指すとしている。ビジネスユーザーに向けては、同システムを活用した黒板POPのASPサービスを開発・提供する。また、一般ユーザーに向けては、ブログパーツを提供しつつ、マルチユーザー参加型コンテンツを正式公開するなど、手書きによるコミュニケーションの活性化を図る考えだ。
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