キヤノンは8月26日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShotシリーズ」4機種およびコンパクトフォトプリンタ「SELPHY」2機種を、9月4日より順次発売すると発表した。
今回PowerShotシリーズに追加されたのは「PowerShot SX110 IS」「PowerShot A2000 IS」「PowerShot A1000 IS」「PowerShot E1」の4機種。いずれも高性能映像エンジン「DIGIC III」を搭載するほか、複数の被写体がいる場合に人物を選択できる「フェイスキャッチボタン」や「らくらく」モードにより、初心者でも簡単に撮影や再生できる。
PowerShot SX110 ISは、2007年10月に発売された「SX100 IS」の後継機種。光学手ブレ補正機能付き10倍ズームレンズを継承しながら、900万画素への高画素化や3.0型液晶の採用、ボディーの薄型化と軽量化を実現している。
PowerShot A2000 ISは、従来のPowerShot Aシリーズに採用されていたグリップスタイルから直線的でシャープなデザインへと一新。薄型かつ軽量設計のボディーに、1000万画素のCCDと光学手ブレ補正機能付き6倍ズームレンズ、3.0型液晶などを備えている。
PowerShot A1000 ISは、光学手ブレ補正機能付き4倍ズームレンズや2.5型液晶を搭載した1000万画素モデル。ブラウン、ブルー、パープルの3色が用意されている。
PowerShot E1は、丸みを帯びたボディーに光学手ブレ補正機能付き4倍ズームレンズや2.5型液晶を備えた1000万画素モデル。カラーはバニラホワイト、コットンピンク、アクアブルーの3種類で、ボディーカラーに合わせたオリジナルの起動画面と製品パッケージを採用している。
発売日はPowerShot E1のみ9月中旬で、その他のモデルは9月4日を予定。価格はいずれもオープンだが、店頭想定価格はPowerShot SX110 ISが3万3000円前後、PowerShot A2000 ISが3万円前後、PowerShot A1000 ISが2万2000円前後、PowerShot E1が2万3000円前後だ。
コンパクトフォトプリンタの新ラインアップは、充実したプリント機能を備えたフラッグシップモデル「SELPHY ES3」および、機能とコストパフォーマンスを両立したスタンダードモデル「SELPHY ES30」の2機種。インクと用紙を一体にした独自開発のカートリッジ「イージーフォトパック」に加え、今回コンパクトフォトプリンタとして初めて金印刷と銀印刷に対応したカートリッジが開発された。
液晶サイズはES3が3.5型で、ES30が3.0型。ES3にはメモリーカードから画像をプリンタに登録していつでも印刷できる「お気に入り画像印刷」、一度プリントした画像データを記録する「焼き増し印刷」を新採用している。
いずれも価格はオープンで、発売日は9月中旬。店頭想定価格についてはES3が2万3000円前後、ES30は1万8000円前後となっている。
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