キヤノン、より軽く扱いやすいデジタル一眼「EOS Kiss F」がデビュー

エースラッシュ2008年06月10日 17時08分

 キヤノンは6月10日、デジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITAL」シリーズのエントリーモデルとして「キヤノン EOS Kiss F」を6月下旬より発売すると発表した。

 「Family」や「Friendly」を意味する「F」を製品名に冠したEOS Kiss Fは、その名の通り幅広い層のユーザーが気軽に使えることを想定した一眼レフカメラだ。EOS DIGITALシリーズで最軽量となる約450gのボディには、約1010万画素のAPS-CサイズCMOSセンサや高性能映像エンジン「DIGIC III」を搭載。高画質ながら手軽に扱える仕様となっている。

 また、2.5型の液晶モニタでリアルタイムに確認しながら撮影できるライブビュー撮影、明るさやコントラストを自動補正するオートライティングオプティマイザといった撮影をサポートする機能を備えたほか、ボタンや操作部表示を大きめにすることで操作性を向上させている。

 価格はオープンだが、店頭想定売価は「EOS Kiss F ボディ」が7万円前後で、手ブレ補正機構付きのレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」をセットにした「キヤノン EOS Kiss F レンズキット」が8万円前後となる見込み。なお、EOS Kiss Fでは60種類以上のEFレンズが使用可能となっている。

 そのほか、EOSシリーズ用の外部ストロボ「スピードライト 430EX II」も7月下旬に発売される。430EX IIは、充電時間の短縮や充電音の静音化を実現した「430EX」の後継機種だ。EOS Kiss Fに加えて「EOS-1Ds Mark III」「EOS-1D Mark III」「EOS 40D」「EOS Kiss X2」ではカメラの液晶モニタを利用したストロボ機能の設定が可能。また、ワンタッチロック機構や接点の形状変更により操作性と信頼性も向上している。税別価格は3万3000円で、7月下旬に発売予定だ。

「キヤノン EOS Kiss F」 「キヤノン EOS Kiss F」

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