Q1で回答の多かったテレビCMに焦点を当て、世帯年収別に検索の有無を尋ねた。すると、世帯年収が400〜600万円未満と600〜800万円未満のユーザーの検索率は40%前後となっており、1000万円以上のユーザーは検索率が29%であることを考慮すると、比較的に中間層(400〜800万円未満)が今回の調査ではアクティブに検索行動をしているという結果になった。
検索の有無を年代別に見たところ、30代が47%と最も多く、次いで20代が40%、40代と50代は共に36%になった。インターネットプロモーションは比較的若年層(20代や30代)をターゲットにしたものが多いが、今回の調査結果から40代・50代でも40%近くのユーザーが検索をしており、今後は若年層だけではなく、中高年向けのクロスメディアプロモーションが更に活発になるのではないだろうか。
今回の調査から、ユーザー属性によって接触するメディアや検索のきっかけになるメディアに違いが見られることが明らかになった。
最近では、モバイル広告で商品やキャンペーンを認知し、折込広告で詳細に情報を収集するという「逆クロスメディア」の現象が起きていることも確認されており、今後ターゲットの属性に応じた多くのパターンのクロスメディア手法が、ますます企業で活用されていくだろう。[引用元]クロスメディア時代の折込チラシ(JAGAT)
本調査は、ボーダーズが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象者:20歳〜59歳の男女
サンプル数:500
調査期間:2008年7月1日〜2008年7月3日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:ボーダーズ
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境