News Corp.傘下で、ソーシャルサイトのMySpaceや写真共有サイトのPhotobucketを所有するFox Interactive Mediaは、Family Online Safety Institute(FOSI)に最新のメンバーとして加盟した。FOSIは、「オンラインの安全の分野における優れた実践やツール、手法などの特定と促進」に取り組むとともに、「表現の自由を尊重する」非営利団体だ。
全米で10代の若者たちに熱狂を巻き起こした最初のソーシャルネットワークとして、MySpaceはオンラインの安全を訴える勢力からやり玉に上げられることが多かった。そうした勢力に含まれる各州の法執行当局とMySpaceは2008年に入ってから、オンラインにおける未成年者の安全確保を目的とした計画の策定に関して協力することを発表していた。
そのほかのFOSIの主要メンバーには、AOL、AT&T、Cisco Systems、Comcast、Google、Loopt、Microsoft、Ning、Verizonのほか、国際的な通信事業者も多数含まれる。
Fox Interactive Mediaの最高セキュリティ責任者を務めるHemanshu Nigam氏は、米国時間8月15日に発表した声明の中で次のように述べている。「FOSIは、オンラインにおける安全を強化していく上で指導的な役割を担ってきた。われわれは同団体の活動に寄与することを楽しみにしている。すべてのティーンエイジャーがより安全にオンラインを利用できるよう努力している当社にとって、インターネットの安全は特に優先度の高い課題だ。FOSIに加盟することで当社の取り組みを強化でき、当社の専門知識をほかのメンバーと共有することも可能になる」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」