ソニー、「大人」と「子供」を自動判別する「サイバーショット DSC-T300/DSC-W120」

 ソニーは2月18日、「大人」と「子供」の顔を自動で判別する、新「スマイルシャッター」機能および顔検出機能「顔キメ」を搭載した、「サイバーショット DSC-T300」と「サイバーショット DSC-W120」を3月7日より発売すると発表した。ソニーによると、本機能を搭載したデジタルカメラは世界初という。

 子供と大人の顔を自動判別する機能は、顔検出機能の「顔キメ」をさらに進化させることで実現した。ピントや明るさなどを、優先した被写体に合わせて自動コントロールできる。

 さらに、カメラが自動的に被写体の笑顔を検出して撮影するスマイルシャッター機能においても、子供の笑顔を優先して撮影する「こども優先」、大人の笑顔を優先して撮影する「おとな優先」の設定が可能だ。

 DSC-T300は、有効1010万画素、光学5倍ズーム。高解像度で被写体のきめ細やかな質感や色彩を忠実に記録するSuper HAD CCDと、鋭い描写力と鮮やかなコントラストで被写体の自然な美しさを表現するカールツァイス「バリオ・テッサー」レンズとの組み合わせで、高画質記録を実現する。

 また、高画質・高速処理の画像処理エンジン「BIONZ」を搭載し、顔検出機能や高感度撮影時でのノイズ低減を実現した。

 撮影が難しい夜景や逆光など5つのシーンを自動で認識し、そのシーンに最適な撮影を行う「おまかせシーン認識」を搭載。複雑な設定をすることなく、カメラまかせで簡単にきれいな写真撮影が行える。

 ボディカラーはシルバー、ブラック、レッドの3色。価格はオープンだが、市場推定価格は4万8000円前後となる。

 DSC-W120は、Wシリーズで初めてスマイルシャッター機能を搭載したモデル。有効720万画素、1/2.5型Super HAD CCDと光学4倍ズームのカールツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載し、高精細な高画質撮影を実現した。

 また「光学式手ブレ補正」機能と「高感度ISO3200」をダブルで搭載し、「手ブレ」や「被写体ブレ」を抑え、暗い室内でもフラッシュなしで背景まで美しく撮影できる。

 「かんたん撮影モード(EASY)」に設定すると、液晶画面の表示文字が大きくて見やすくなり、「画像サイズ」「フラッシュ」「セルフタイマー」だけを設定できるシンプルな操作モードになる。初心者でも複雑な操作をすることなく、簡単にきれいな写真が撮影できる。

 ボディカラーはシルバー、ブラック、ブルー、ピンクの4色。価格はオープンだが、市場推定価格は2万8000円前後となる。

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