セプテーニ・ホールディングス(セプテーニHD)は8月5日、広告主がオンライン上の見込み客に対して直接コンタクトが取れる広告サービス「AdLead」の販売を開始した。
AdLeadは、セプテーニHD傘下のセプテーニとスパイスボックスが共同で開発した。広告主がオンライン上で良質な見込み客(リード)を効果的に獲得することを目的とする。
AdLeadではまず、ユーザーが提携メディアサイトに会員登録などをする際にリードジェネレーション広告を表示し、登録情報を広告主へ提供することを許諾(オプトイン)するように促す。
ユーザーにとっては、広告主のサイトで登録情報を再記入することなく、広告主が提供する情報を受け取れたり、サービスに申し込めたりする。広告主は、情報提供に同意したユーザーの登録情報を直接取得できるため、効率的に見込み客へアプローチできるようになる。
このほか、提携サイトにとっては、これまで広告スペースとして利用しにくかった会員情報登録画面やサービス申し込み画面を、利益を生み出すスペースとして活用できるとしている。
セプテーニが2008年6月下旬から実施した試験サービスでは、ユーザーのオプトイン率、広告主が獲得したリード情報の精度ともに好結果だったとのこと。AdLeadは、金融、自動車メーカー、飲料メーカー、食品メーカー、不動産会社など複数の大手広告主への提供が予定されているとのことだ。
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