Intel Capitalは米国時間7月29日、ソーラー事業への出資を拡大し、Voltaixに1250万ドルの出資を約束した。ニュージャージー州ブランチバーグに拠点を置くVoltaixは、半導体や太陽電池を製造するための化学薬品を製造している。
Voltaix社長のJohn de Neufville氏は、声明の中で、四半世紀にわたって半導体と薄膜ソーラー材料を提供しているVoltaixは、建物一体型太陽光発電という成長する市場での役割の拡大を目指していると述べている。
Intel Capital社長のArvind Sodhani氏は、「Voltaixへの投資は、ICの製造分野と薄膜太陽光発電などのクリーンテクノロジ分野を中心とした技術革新を推進するという、Intel Capitalの製造戦略の一環だ」と述べている。
Intelの投資部門であるIntel Capitalは7月初め、薄膜太陽電池モジュールを製造するベルリン工場の建設を目指しているドイツのSulfurcell Solartechnikに対する1億3370万ドルの出資を主導し、自らも3770万ドルを出資したと発表した。Intel以外の出資企業には、Climate Change Capital Private Equity、AIG、Demeter Partners、Zouk Venturesが名を連ねている。
Intel Capitalは6月、太陽光電池モジュールの太陽電池を製造するSpectraWattの設立にあたり、5000万ドルの出資を主導した。Intel Capital以外にも、Goldman Sachsの子会社Cogentrix Energy、PCG Clean Energy and Technology Fund、Solon AGがSpectraWattへの出資に参加した。
SpectraWattの最初の製品は、工場設立後、2009年半ばに出荷される見込みだ。
2007年のIntel Capitalの投資の37%は米国以外の企業に対するものであった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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