矢野経済研究所は7月29日、ITアウトソーシングサービス市場に関する調査結果を発表した。
発表によると、2007年度のITアウトソーシングサービス市場規模は前年度比7.4%増の2兆4410億円。今後はデータ量の増加、グリーンITの普及、日本版SOX法による内部統制強化などにより、2006〜2012年の年間平均成長率(CAGR)は6.3%で推移し、2011年度には3兆円を突破、2012度には3兆2847億円に達する見込み。
さらにセグメント別の2006〜2012年度のCAGRはハウジングが6.8%、ホスティングが8.4%、システムマネジメントサービスが7.2%、アプリケーションマネジメントサービスが5.5%、システムインテグレーションサービスが4.2%、ASP/SaaSサービスが7.4%、BPOサービスが12.1%としている。
調査期間は2008年3月から6月。ITアウトソーシング事業者およびデータセンター事業者を対象に実施した。
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