TechCrunchによると、GoogleはソーシャルニュースサイトDiggの買収交渉を打ち切ったという。
報道によれば、GoogleがDiggを2億ドルで買収し、Google Newsグループの傘下に収めるという今回の交渉は、最終段階に入っていたという。交渉打ち切りの原因について、2人の情報提供者は、技術的に互換性のないことが問題だったと述べたのに対し、別の情報提供者は、Digg上層部とGoogle側との相性の問題がより大きかったと語った。TechCrunchの記事によると、DiggがGoogleの決定について知らされたのは、7月24日か25日のことだったという。
MicrosoftとGoogleに加え、名前の明らかになっていない2つのメディア企業が、Diggの買収を巡って入札競争を繰り広げているといううわさは、2008年3月から流れ始め、Diggのユーザーの中には、大企業の傘下に入ることが何を意味するかを考えて動揺する人もいた。Googleとの交渉が打ち切りになったことで、Diggは今後、他社との交渉に入ることもできるし、新たな資金調達ラウンドを開始して独立経営を続けることもできるだろう。
GoogleとDiggにコメントを求めたが、記事執筆時点で両社からの回答は得られていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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