世界で初めて「iPhone 3G」を購入したのは、ニュージーランドの学生となった。
CNET Australiaによると、極寒の気候や、それよりはやや暖かい霧雨にも負けずにAppleの最新版iPhoneを入手することがJonny Gladwellさんの使命であったという。Gladwellさんは、購入コストは負担するからと言う友人らの強い勧めに促され、オークランドで55時間並び続けた。友人らはエクササイズバイクやマッサージ師を提供したという。
「ノートPCで遊んだり、電話で出前をとったりしてずっと道に立っていた」とGladwellさんは述べた。「最初の晩の睡眠時間は45分で、2日目の晩は6時間だった」(Gladwellさん)
ニュージーランドは国際日付変更線に近いため、Gladwellさんは世界で初めてiPhone 3Gを手にした人物となった。太平洋のその地域では7月11日のiPhone 3G発売が既に始まっている。南半球は冬であるため、Gladwellさんは寒さをしのぐ服装をする必要があった。
一方、隣のオーストラリアで同国初のiPhone 3Gを購入したのは、それよりも年配の紳士Brett Powellさんであった。Powellさんは約半日並んだだけでiPhoneを購入することができたが、もちろん気温はニュージーランドと同様に厳しいものだった。 米国では気温はそれよりも穏やかかもしれないが、11日の午前8時の発売に対し、まだ(本英文記事執筆時点で)10日の午後である。
Gladwellさんは、現地時間午前0時直後に開店したVodafoneストアでiPhone 3Gを入手した。約300人が列に並んでいたが、Vodafone NZの責任者によるとそのうち実際にiPhoneを購入したのは約160人だったという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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