HTC Nipponは7月3日、HTCの全ラインアップを紹介する「HTC Nippon スマートフォン ショーケース」を開催。HTCのスマートフォン戦略、HTC Nipponの展開を説明した。
会場では、HTC Nippon 代表取締役社長 デビッド コウ氏が、HTCの会社について説明した。HTCは1997年5月に創立。高機能なスマートフォンやPDAの設計、製造、マーケティングに集中した事業を展開し、急成長を果たした。
1998年4月に世界初のパームサイズPDAを開発。2000年5月には「Compaq iPAQ Pocket PDA」、2001年1月に世界初の通信機能搭載PDA、2002年5月に世界初のカラー通信機能付きPDA、2002年10月に世界初のスマートフォン、2005年5月に世界初の3G PDAフォン、2006年7月に世界初の3Gスマートフォンを提供。このように世界初の端末を次々に世に送り出してきた。
事業開始10年目にあたる2007年には、HTCブランドの全世界展開を開始し、年間約1000万台の端末を出荷している。また、東南アジア・オーストラリアでトップセールスを記録している販売店「Dopod International」を買収。ヨーロッパ・アジア地域でHTCブランド製品の販売を開始し、OEMでの販売が10%以下になるなどHTCブランドでの製品販売を積極的に展開してきた。
製品では「HTC Touch」を2007年6月に販売開始。その後、Touch Dual(HT1100、EMONSTER lite)、Touch by HTC(CDMA)、Touch Cruiseを提供開始し、Touchシリーズを11カ月で300万台販売したという。デビッド コウ氏は「日本での成功も確信している」と話した。
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