米国3位のレコード会社であるWarner Music Groupは米国時間6月30日、Nokiaの音楽配信サービス「Nokia Comes With Music」に楽曲のライセンスを提供すると発表した。
これで、NokiaのComes With Musicサービスに参加していないレコード会社はEMIのみとなる。Comes With Musicは、Nokiaの対応端末を購入すると1年間、無制限で楽曲をダウンロードできるというもの。
サービス期間中、ユーザーはComes With Musicでダウンロードした楽曲のライブラリを所有するPCや新たに購入したNokia製端末に転送できるが、iPodなど同サービスに非対応の端末には転送できない。
1年間のサービス期間終了後も、ユーザーがダウンロードした楽曲は消滅しない。ユーザーがコンピュータやNokia製端末を保有し続ける限り、そこに保存されている楽曲も保持される。しかし、サービス期間終了後に新たな楽曲を入手する場合は、Nokiaの音楽ダウンロードサービス「Nokia Music Store」で楽曲を購入するか、あるいは同社の有料サービスに加入する必要がある。
Nokiaは、Comes With Musicを2008年中に開始する計画だ。
これに対し、Verizonの音楽ダウンロードサービス「V Cast」は6月30日、米国の4大レコード会社が提供する楽曲のダウンロードサービスを開始したと発表した。さらに、同サービスで販売されている楽曲にはコピー防止ソフトウェアが付いておらず、iPodなど他のデジタル音楽プレーヤーでも再生可能だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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