Nokiaの最新の音楽サービス「Comes With Music」の背景にあるコンセプトが、メジャー音楽レーベルの賛同を獲得し始めたようだ。
4大メジャー音楽レーベルの1つであるSony BMGは米国時間4月22日、Nokiaと提携し、自社音楽カタログを一部のNokia端末でアクセス可能にすると発表した。対応端末を購入したユーザーは、Alicia Keys、Foo FightersなどのSony BMG所属アーティストの楽曲を1年間無料で、無制限にアクセスできる。
1年の間、ユーザーはComes With Musicの音楽ライブラリをほかのNokia端末やPCに転送できる。しかし、「iPod」など互換性のない端末はサポートしていない。1年が終了すると、ユーザーは「Nokia Music Store」から新しい音楽を個別に購入するか、サブスクリプションサービスに加入するかとなる。
Nokiaは、Comes With Musicを2008年後半に開始する計画だ。
Nokiaは同サービスで、最初にUniversal Music Groupと提携している。NokiaがSony BMGとUniversalの2社と結んだ提携が画期的な点は、NokiaユーザーがSony BMGの音楽カタログのどの楽曲でもダウンロードでき、しかも永久に保存できるという点だ。ダウンロードできる音楽の数に制限はなく、音楽は1年が終了後も消去されることはない。
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