楽天は7月1日、組織を改正した。組織の階層を減らすることで、意思決定の迅速化を図るのが狙いだ。
具体的には、従来あった33のビジネスユニット(BU)を、9つのBUと新設の「グロースグループ」と「インキュベーショングループ」の2グループに再編する。
管理、開発部門については本部制から部/課に変更する。これまで本部に属していた開発部隊は、事業規模や収益性、成長性をもとに各BUに配置し、現場ベースの開発体制を敷くことで生産性向上を図る。
新組織体系は以下のとおり。
楽天では、2006年11月1日から「グロースマネージメントプログラム(Growth Management Program:GMP)」を導入。BUごとに収益性、成長性を管理することで、楽天グループ全体像の「見える化」を推進している。今回の組織改正によって、スケールメリットの享受、各事業の成長スピードアップが可能になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス