モディファイは6月19日、同社が提供する「MODIPHI APPS」のアプリケーションの1つ、「MODIPHI FeedMS(フィードエムエス)」にて、ウェブ上のPDFファイルをRSS変換する機能を搭載したと発表した。
MODIPHI APPSは、ウェブサイトのRSSフィード化ツールやブログパーツ、ウィジェットなどのスクリプトの生成ツールなどのウェブアプリケーション、および発行したコンテンツのホスティングのための統合サービスを提供している。
これを利用することで、分散する複数のウェブサイトの情報をRSSフィード化して、再配信できるほか、オリジナルのウィジェットやブログパーツの作成および配布が可能。また、自社サイトにフィードリーダー的な機能を付与することや、複数のウィジェットを組み合わせたポータルの作成もできる。
今回の機能追加により、MODIPHI APPSのアプリケーションの1つ、MODIPHI FeedMSを使って、PDFファイルをRSSフィード化することが可能となった。
同社では主に企業サイトのIR情報やプレスリリースのPDFをRSSフィードで閲覧するといった利用法を想定する。 フィードのタイトルについては、ファイル掲載ページのメタデータなどの情報から適当なものを自動で選択する。また複数ページにわたるPDFの場合、2ページ目のテキストまでをフィード化し、画像については変換しない。
モディファイは、今後あらゆるサービスをSaaS化し、さまざまなウェブアプリケーションをローコストで提供することにより、RSSフィードを利用した企業のマーケティングやブランディングの支援事業や、ビジネスインテリジェンス事業などのビジネス領域に進出するとしている。
なお、MODIPHI APPSは原則として有料サービスとなるが、個人利用、および大学などの教育機関と官公庁や地方自治体などの公共団体には、無償版を用意している。
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