春のデジタル一眼レフカメラ商戦、第2幕の趨勢が明らかになった。トップシェアを獲得したのは、キヤノン「EOS Kiss」シリーズの最新モデルで1220万画素の「X2」。初心者層を中心に、圧倒的に支持されているデジタル一眼の強さは健在だ。しかし、ここに来て新たな動きも見え始めた。「BCNランキング」で動向をまとめた。
●キヤノンがX2効果で余裕のトップ奪還、しかし粘るニコンはすぐ背後に
「EOS Kiss X2」の発売は3月21日。3月第3週(17日-23日)の「BCNランキング」では、発売直後の2日間だけで24.1%もの販売台数シェアを記録し、ぶっちぎりの1位を獲得した。画素数を増やしたほか、映像エンジンに「DIGIC III」を採用。連写速度を毎秒3.5コマに速め、一層の低ノイズ化も実現。そのほか随所に改良が施されている。デジタル一眼の本命中の本命だけに、当然の結果ともいえるだろう。
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