ソフトバンクモバイルは6月3日、1台の携帯電話で2つの電話番号とメールアドレスを利用できるサービス「ダブルナンバー」を発表した。7月18日よりサービスを開始する。
同様のサービスはすでにNTTドコモが「2in1」というサービス名で提供している。ダブルナンバーの場合、2つ目のメールアドレスも端末からそのまま送受信でき、HTMLメールや添付ファイルのついたメールを送信できる。2in1の場合はモバイルサイトからの送受信しかできない。
対応端末は同日発表された「923SH」のみ。なお、サービスを利用する際には新たにB回線と呼ばれる別の回線を契約する必要がある。B回線の基本料金は、ホワイトプランの場合、月額840円となる。また、ダブルナンバー登録事務手数料が別途1050円かかる。
個人契約、法人契約ともに可能で、A回線と呼ばれるメインの回線を個人契約、B回線を法人契約とすることもできる(逆も可能)。B回線の基本料、通話料、メール通信料は分けて請求できる。
ただしパケット通信はA回線でしか利用できず、パケット通信の料金はすべてA回線宛てに請求される。また、30件の留守番電話を1週間預けられる「留守番電話プラス」などの付加サービスは、A回線で加入していればB回線にも自動的に適用され、追加料金はかからない。
着信画面や発着信履歴は、A回線とB回線のどちらで利用したかが分かるように「A」「B」のアイコンが表示される。
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