若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研は5月29日、首都圏在住のM1、F1層の行動動線を調査・検証したレポート「M1・F1層の行動動線の分析と有効なOOH展開プランの考察」を発表した。
このレポートでは、M1、F1層ともに半数以上が平日の寄り道は週1日以下にとどまり、寄り道をしたとしてもほとんど通勤、通学経路から外れない場所へ1人で寄り道をすることが明らかになった。
一方、約半数が休日の3日に2日以上は出かけているという。おとなしく帰宅する平日と、精力的に活動する休日というメリハリをつけながら1週間を過ごす傾向にある。
また、屋外広告・交通広告(OOH)をじっくり見る割合がM1、F1ともに半数以上にのぼり、特に電車内広告は注目度が高いことがわかった。OOHを見て商品、サービスを購入した経験がある人は約2割存在し、M1では「ビール類」を購入した人が最も多く、F1では「転職・求人」に登録した人が最も多かった。
調査時期は2008年4月。調査対象は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に住んでいる18歳〜49歳の男女。サンプル数は2500。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」