M1・F1総研は5月10日、首都圏の働く“M1層(20〜34歳男性)”を対象に、ニュースの収集方法による生活スタイル・価値観の違いについて調査し、結果を公表した。
調査によると、M1層が世の中の動きやニュースを把握する情報源のトップは「テレビ」(78.4%)。以下、「ポータルサイト」(77.6%)、「新聞」(42.4%)と続いた。
また、テレビを一番の情報源と答えた人の43.2%が「最新情報に弱い」と回答。さらに、「広く浅く情報を収集したい」と思う割合が33.7%で、いずれも他のメディアに比べ、より高い割合を示した。
一方、ポータルサイトを第一の情報源としている人の82.5%が「情報収集の手段を的確に使い分けられる」、56.2%が「入ってくる情報が多すぎるとは思わない」と回答し、他のメディアよりも割合が高かった。
新聞を一番の情報源としている回答者は、「世の中への関心が強いほうだ」(84.4%)、「多くのメディアに接触している」(71.1%)と答えた割合が高く、世の中へ出来事に対する積極的な関心の高さを自負していることを示す結果となった。
そのほか、テレビを一番の情報源としている層は、テレビ中心の生活で、お金や遊びを重視している傾向があり、ポータルサイトを第一の情報源としている回答者の特徴は、インターネット利用時間がもっとも長く、平均就寝時間が25時台の夜型の生活スタイルであるとわかった。
一方、新聞を主な情報源としている層は、既婚者が多く、年収が高く、起床時間が早い傾向が見られた。
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