日本サムスンは5月22日、部屋間の移動などに便利なキャリアブルスタンドを標準セットにした32型液晶ディスプレイセット「SyncMaster 320PX(SLS)」および、32型液晶ディスプレイ単体の「SyncMaster 320PX(SL)」を6月上旬より発売すると発表した。価格はオープンだが、セットのSyncMaster 320PX(SLS)は店頭価格が9万9800円となる見込みだ。
SyncMaster 320PXは、同社が業務用に独自開発した「S-PVAパネル」を搭載し、解像度1366×768ドット、応答速度8msの映像品質を実現した。フルデジタル高画質処理システムDNIe Proを採用し、3次元ノイズリダクションや映像補正アルゴリズムにより、コントラストとホワイトバランスを最適化し、クリアで鮮明な映像を映し出す。
明るい部屋でもそのまま使える高輝度・高コントラストと、リモコン操作ですぐに起動する操作性など、プロジェクターおよびスクリーンの代わりとして会議やプレゼンテーションに役立つと日本サムスンは説明する。
同社が開発したソフトウェア「MagicRotation」と縦横両対応スタンド機構により、簡単な設定で縦横両方向のウィンドウ表示と設置に対応する。また、画面を分割表示するPBP(ピクチャー バイ ピクチャー)や主画面に子画面を重ねて表示するPIP(ピクチャー イン ピクチャー)に対応し、異なる映像ソースの同時表示も可能とした。
映像入力端子は、AV、Sビデオ、コンポーネント入力を装備。PCからのアナログ/デジタル入力にも対応する。
SyncMaster 320PX(SLS)に付属するキャリアブルスタンドは、キャスターを搭載し製品の移動も簡単に行える。スタンドは設置面積が54×53cmと省スペース設計で、表示内容や設置場所に合わせてフレキシブルに使える。
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