Electronic Arts(EA)は、「Grand Theft Auto」のパブリッシャーであるTake-Two Interactiveに対して敵対的買収案を提示していたが、その期限が静かに過ぎたようだ。
EAは、1株当たりの価格を25.74ドルに減額した買収案を4月に拒否される一方で、Take-Two株式買い付けの期限を米国時間5月16日に延長していた。そして、この期限が、両社から同買収案に関する動きがないままに過ぎた。
新たな買収案は、Take-Twoが4月18日に拒否したが、会長のStrauss Zelnick氏は当時、不適切で望ましくないままだと述べていた。「1株当たり26ドルという額はTake-Twoを過小評価していたが、25.74ドルではなおさら」(Zelnick氏)
その後、発売開始1週間の売上高が5億ドルというGrand Theft Auto IVの記録的な販売により、Zelnick氏の正しさが証明された感がある。同ゲームは、発売当日に360万本が販売され、MicrosoftのHalo3が持っていた販売記録を抜いている。
Take-Twoの広報担当者Meg Maise氏は17日午後、「現時点では何も進行していない」とAFPに語った。「(EAの)出方次第だ」(Maise氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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