Facebookの最高技術責任者(CTO)であるAdam D'Angelo氏が休暇を取るために同社を退職する。FacebookもD'Angelo氏の退職の事実を認めたと伝えられている。
D'Angelo氏(23歳)は米国時間5月9日にFacebookのスタッフにあてて今回の退職について書簡を送ったが、情報筋がBoomTownのKara Swisher氏に語ったところによると、D'Angelo氏は現在の職務が自分のスキルや関心にもはや合っていないと感じているという。また、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏との間に確執があるといううわさも報じられている。2人は高校時代からの旧知の間柄である。
Zuckerberg氏は2005年にFacebookのオフィスをボストンからカリフォルニア州パロアルトに移転したが、それは当時カリフォルニア工科大学に在学中だったD'Angelo氏の近くに移ることも理由の1つだったとHarvard Crimsonの記事が伝えている。
D'Angelo氏の退職が取りざたされているこの時期、Facebookはサーバファームの拡張やその他のインフラ整備の資金として1億ドルを借り入れたと伝えられている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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