R・マードック氏:「News Corp.の広告事業に米国の経済状況が影響」

文:Steven Musil(CNET News.com) 翻訳校正:中村智恵子、福岡洋一2008年05月09日 15時14分
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 米国の経済状況が広告予算を圧迫し、News Corp.にもしわ寄せがきていると、同社の会長兼最高経営責任者(CEO)であるRupert Murdoch氏は述べた。

 MySpace.comも含め、News Corp.の1部門としてインターネット事業すべてを統括するFox Interactive Media(FIM)は、2008会計年度の年間売上目標10億ドルに1億ドル届かない見込みだとReutersが報じている。それでもMurdoch氏は、News Corp.の第3四半期決算についての電話会見で、FIMの事業が「非常に健全」であり、2009会計年度の売り上げは10億ドルを「十分に超える」と約束した。

 Reutersは、「消費者経済が圧迫されているのは間違いない」というMurdoch氏の発言を引用している。「広告、短期計画、予約に影響が出ていることがわかる」

 MySpaceの他に、FIMのネットワークにはPhotobucket、IGN Entertainment、Foxsportsなどが含まれる。

 Reutersによると、News Corp.は3月31日締めの同四半期の純利益が、前年同期の8億7100万ドル(1株あたり27セント)から27億ドル(1株あたり91セント)に増加したことを明らかにしている。

 FIMは4月に、「Audience Network」部門の新設を含めた組織再編を発表した。同社の声明によると新部門設立の目的は、興味や関心をベースにしたターゲット広告を打てる同社の広告技術を活用しながら、「FIMのコンテンツネットワークおよびサードパーティーのコンテンツ発行者の利益を最大化すること」だという。新部門は広告技術、広告事業、営業の取り組みを一部門にまとめたものだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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