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すべてを決める目標設定と時間の使い方 - (page 2)

安達裕哉(トーマツイノベーション)2008年05月07日 13時16分
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 また、「やっただけ」で終わらない目標を立てることも大事です。次の図を見てください。

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 「活動目標」ではなく、「成果に貢献できる目標」を持たなければ、せっかくの目標達成も意味がありません。

 さて、目標が出来たところで、通常であれば目標達成のための計画を立てます。しかし、それは間違った行動です。

「成果をあげる者は仕事からスタートしない」

 「ええ?どういうこと?」と驚かれる方もいるでしょう。「目標達成のためにはPlan(計画) Do(実行) Check(チェック) Act(対策)のマネジメントサイクルを回す」と、多くの方は認識しているはずですから、無理もありません。

 しかし、理想としては間違っていませんが、実務的にはもう一工夫必要です。

 一体どういうことなのでしょうか。例によって、ピーター・ドラッカー氏の言葉を引用いたします。

 「通常、仕事に関する助言というと、計画することから始めなさい、というものが多い。まことにもっともらしい。だが問題は、それではうまくいかないことにある。計画は紙の上に残っているが、やるつもりで終わる。実際に行われることは稀である。私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする」

 ほとんどの場合、「計画が実行できないのは、無駄な仕事をしており、時間が足りないから」です。つまり「目標の達成に貢献しない仕事は行わず、結果得られた時間をまとめて目標のために使う」ことが必要です。

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 皆様の時間の使い方はいかがでしょうか。下に時間の使い方をチェックするためのリストを示します。

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 本連載を契機に、皆様の会社で1人でも多くの成果を上げることのできる人材が育つことを、願ってやみません。

トーマツイノベーションシニアマネージャー
安達裕哉(あだち・ゆうや)

筑波大学大学院環境科学研究科修了後、大手コンサルティング会社を経てトーマツ イノベーションに入社。現在、主としてIT業界を対象にプロジェクトマネジメント、人事・教育制度構築などのコンサルティングに従事する。そのほかにもCOBIT、ITサービスマネジメント、情報セキュリティにおいても専門領域を持ち、コンサルティングをはじめとして、企業内研修・セミナー活動を積極的に行う。

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