BrightkiteではGPS対応の追跡機能と携帯電話による三角測量にも取り組んでいるが、ユーザーがこれらの機能によって常に追跡されることのないようにしたいと考えている。つまり、Brightkiteに参加したいユーザーは、この機能を簡単に有効または無効に設定できるようになるということだ。
Brightkiteは今後数週間以内にAPIを公開する計画である。これによってサードパーティーの開発者がBrightkiteのサービスを使用したより多くのアプリケーションを開発できるようにしたい考えだ。またiPhoneのアプリケーションも6月にリリースされる。このアプリケーションはSDKをベースにしている。創設者のMartin May氏は次世代のiPhoneにはGPS機能が搭載されるかもしれないと考えており、Brightkiteでもこれをサポートする予定だ。
またBrightkiteはデータポータビリティのオプションも検討している。同社ではユーザーが友人を見つけて、データをネットワークから外部へ、または外部からネットワークへ、より簡単に移転できるようにしたい意向であるが、この手法にOpenSocial機能を使用するのか、それとも何か全く新しい機能を使用するのかはまだ決まっていない。さらに各種のストリームのすべてにおいてRSSフィードを使用できるようにする予定だ。
Brightkiteはモバイルソーシャルネットワークの分野を支配しようともくろんでいるのだろうか。その可能性は高い。同社はTwitterのユーザー層にアピールすることによって急速にユーザーベースを成長させており、さらにモブログ機能を提供することによって自社のサービスを用途の広いアプリケーションに進化させている。
TwitterユーザーであるAubiematt氏は、「これまでブログに写真をアップロードするのにFlickrを使用していたが、なるべく早くこれをBrightkiteに置き換えられるようにしたい」と述べている。またTwitterユーザーのigorschwarzmann氏も、プライバシー機能が気に入ったというChris Brogan氏の意見に同意している。CDReed氏は「実生活での交流を促進しようとしている点に大いにほれこんで」おり、jeffisageek氏はBrightkiteのコンセプトと携帯端末からすべてをコントロールできる点が気に入っている。実際のところ筆者が話を聞いた人でBrightkiteを悪くいう人はいなかった。誰もが招待状を欲しがっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手