Photobucketは、広く使用されている同社の画像共有サイトをWeb 2.0構造により緊密に組み込むことを目的として大きな変更を加えようとしている。
Photobucketの最高経営責任者(CEO)であるAlex Welch氏は、Photobucketサイト用のAPIをリリースすると述べた。つまり、一般の開発者がPhotobucketのサービスやコンテンツを利用した高度なサービスを構築することができるようになるということだ。
PhotobucketはすでにAPIを商用パートナーに公開しているが、今後は一般の開発者もウェブサイトにサインオンしてAPIにアクセスできるようになるとWelch氏は語った。Photobucketはこの情報をサンフランシスコで開催されている「Web 2.0 Expo」で発表した。
「開発者のコミュニティーで何が起こっているかというと、おびただしい数の開発者がOpenSocialやFacebook向けのアプリケーションを作成していることだ。したがってこれらのAPIを使用してアプリケーションを開発したいという大きな需要が存在する」とWelch氏は述べた。そして今こそPhotobucketが思い切って行動するべき時なのである。
Welch氏によると、この動きは最終的にはPhotobucketにとってウェブサイトのトラフィック増加を意味するようになり、利幅の大きい広告やスポンサーシップの契約を獲得できるかもしれないという。例えば、トヨタ自動車はPhotobucketがオンラインの画像編集ツールを提供するFotoFlexerと提携した際にスポンサーになっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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