ngi groupが中国に合弁投資会社を設立--ネット関連分野以外でも積極投資

岩本有平(編集部)2008年04月22日 14時19分

 ngi groupは4月22日、中国共産主義青年団(共青団)傘下の投資会社である北京中青恒生投資顧問有限公司および、投資会社の温州恒生資産管理有限公司(恒生)との合弁会社を設立し、同月下旬より事業を開始することを発表した。

 ngi groupでは、2008年2月の決算説明会でもアジア投資を重点事業にする旨を発表しており、共青団や恒生との合資会社設立に合意したと発表していた。今回、営業許可証の取得と出資が完了したことにより、事業開始の運びとなった。

 合弁会社の名称は「温州創元実業有限公司」。資本金は5500万人民元(約8億850万円)、出資比率はngi groupが45%、恒生が45%、北京中青恒生投資顧問有限公司が10%となっている。ngi groupからも担当責任者を派遣する予定だ。

 投資事業範囲は、環境保護や省エネルギー、生物科学技術、IT業界育成、コンサルティングなどとなっており、ネット関連事業に限定せずに投資を進めていくとしている。「(社名変更前の)ネットエイジグループではインターネットに特化した投資事業を進めてきたが、ngi groupとしてはネットにかかわらずイノベーションのあるところに投資を進めている」(ngi group)

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