Microsoftは米国時間4月17日、シアトルに本社を置くFarecastを買収したことを明らかにした。Farecastは特定ルートの航空運賃の傾向を予測するエンジンを提供する。
MicrosoftのPRディレクターWhitney Burk氏は声明で「FarecastとはMSN Travelを通して提携してきた。これからFarecastチームと一緒に、同社の技術を斬新かつ面白い方法で統合してゆくのを楽しみにしている」と述べる。
Farecastの最高経営責任者(CEO)Hugh Crean氏は、Farecastのサイトに短いブログを投稿し、Microsoftによる買収について発表したが、あまり詳しい情報には言及しなかった。
「買収により、Farecastのチームと顧客はさまざまなチャンスを手に入れることができる。今後何週間かかけて、さらに詳しい情報をシェアしてゆきたい」(Crean氏)
Microsoftは買収額を明らかにしていないが、Techcrunchは1億1500万ドルと報じている。Seattle Post-Intelligencerは先週、Farecastが7500万ドル以上で買収されたと報じたものの、買収者の名前は伏せていた。
Farecastは2007年1月、シリーズCラウンドの資金調達で1210万ドルを獲得し、総調達額が2060万ドルになったと発表していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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