HTC、ケータイとPCを融合したOrigami端末を発表--Windows Vistaも動作

坂本純子(編集部)2008年04月08日 17時29分
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 HTC Nipponは4月8日、7インチディスプレイ(800x480)液晶を搭載したウルトラモバイルPC「HTC shift」を4月中旬より発売すると発表した。価格は16万4800円。量販店などで販売する予定という。

HTC shift HTC shift

 国内端末としては初めてとなるMicrosoft Origami Experience 2.0を採用しており、Windows Vista Businessが起動する。

 HTC shiftは、ケータイの待ち受け画面のように使える、HTCが独自に開発した「SnapVUE(スナップビュー)」モードと、Windows Vistaを切り替えて使えるのが特徴だ。

 SnapVUEは、プッシュ型の電子メール受信、カレンダー、天気予報などの確認をスピーディに行える、いわばケータイの待ち受け画面のようなモードで、Windows Vistaを起動しなくても使用頻度の高い機能を使用できるというもの。

「SnapVUE(スナップビュー)」モード 「SnapVUE(スナップビュー)」モード

 ある調査によれば、PCでもっとも不満なのは起動時間が長いことだという。「HTC shiftは、PCにケータイのよさを加えたもの。一発でケータイのようにメールを確認できる。これまでのUMPCとは異なる新しい製品」と、ビジネス・ストラテジ&マーケティング本部ディレクター 田中義昭氏は自信をみせる。

 バッテリー駆動時間は、Windows Vistaの連続使用時間は約2時間という。Windows Vistaをオフにした、SnapVUEモードでの待ち受け時間 は、プッシュメールを有効にした場合で約53時間、プッシュメールを無効にした場合で約10日間としている。

 端末は、重さは800g。スライド式タッチスクリーンとQWERTYキーボードを搭載しており、操作は画面に直接指でタッチして行える。また、スライドさせるだけでなく、ディスプレイを傾けることもできる。イー・モバイルのHTC製端末「S11HT」と同じようなつくりだ。カメラを内蔵しており、Windows Liveメッセンジャーなどでビデオチャットが行える。指紋センサーを搭載し、USB2.0×1ポート、D-Sub VGA出力ポートがある。

 通信方式は、Bluetooth 2.0、ワイヤレスLAN(IEEE 802.11b/g)に対応。また、UMTS/HSDPA、GSM/GPRS/EDGEといったモバイルネットワーク規格に対応しており、日本ではNTTドコモとソフトバンクモバイルのSIMに対応したSIMロックフリー端末だ。ただし、音声通話はできない。

 CPUは、Intel Processor A110(800MHz)とQualcomm MSM 7200(400MHz)の2つを採用。QualcommのCPUは、スリープやモデム使用時のためという。ハードディスクは1.8インチ、40Gバイト。

HTC shiftの概要 HTC shiftの概要
HTC shiftのポジショニング HTC shiftのポジショニング
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