コンプレックスというよりも現実ですからね(笑)。僕は悩むのが嫌いなんです。悩んでいても前には進めないですから、悩むよりは考えるようにしています。この会社を成長させるのには、経験豊かな人が絶対的に必要ですから、優秀な人材を求めるというのも当然のことですしね。
まずはこの会社の目指す方向に共感してもらえることですよね。僕らの夢をざっくり言うと、「独自性のあるITサービスで、世の中を便利にしてゆくこと。そしてそれを世界の一人でも多くの人に使ってもらえるようにすること」です。その夢に共感でき、その夢に向かって持ってる価値をぶつけ合える人でしょうか。後は、困難にぶつかった時に、自分を最優先に考える人よりは、まず組織を考えてくれる人と仕事をしたいと思います。
まず、ラボがある意義ですが、IT業界は変化が早いですので、常に新しいことを試みていかないと、次に何が流行るかわからないですね。ですので、1歩先を行く取り組みを意図的に行うための仕組みがラボです。後はエンジニアは大きく2つにタイプに分かれます。ある程度決まった作業をきっちりこなすことで価値を生み出す人と、自分で考えて勝手に価値を生み出す人。どちらかと言うと後者の人たちを中心に、ラボに所属してもらって次に来るサービス開発に取り組んでもらっています。
今後は、位置情報サービス「アドローカル」の技術を日本はもちろんのこと、海外にも展開して行きたいですね。人々の行動を変え、誰かを便利にするような広告プラットフォームを広げていきたいと思っています。後は、新規事業もどんどんやっていきたいですね。
2年ほど前に『Mobile2.0』という本を書きましたね。実は、3月13日に「儲かるお店のネットエリア広告活用術」という本を出版しました。これは地域広告を紙や電話帳だけでなく、ネットにも出したらこんなにお客さんが来ますよ、というような広告主視点からの話ですね。地域で店舗をやっている人が、今までの紙媒体以外にも、若者などにネットや携帯を通じて情報を届けたいという場合の新たな可能性について書いています。
影響を受けたという意味では、まずは先ほども出ましたが、父でしょうか。そして、京セラの稲森和夫さん。「従業員を大切にする」という考え方とその実績に経営者としてとても共感し、尊敬しています。
趣味は読書ですね。多ジャンルを読みますが、西郷隆盛や吉田松陰に関する本は、心の支えになっています。
また、美味しい物を食べることがとにかく大好きです。「歩く“食べログ”」と社員から冷やかされています。Amazonの検索で”寿司”と入れて出てくる本は全部持っていますよ(笑)。
慣れるとスーツほど楽な物はないと思います(笑)。設立当初は22歳だったので、身だしなみはしっかりしなければという意識がありました。22歳の社長がIT系っぽいラフな格好をして営業に行っても、相手にされないんじゃないかと思ったんですよね。社名も知られていませんし。きちんと会社を受け止めてもらえるようにとスーツばかりを着ていたら、家にスーツしかなくなってしまったんですよ(笑)
さらに時代遅れの服を全部捨てられてしまい、残ったのがスーツのみというような状況です。白いシャツに関しては、ネクタイに合わせやすいというのと、近所のクリーニング屋は色シャツだと少し料金が高いという懐事情もあります(笑)
1997年日本アイ・ビー・エム入社。ベンチャー企業との協業、インターネットプロバイダー市場のマーケティングを経て、2000年よりナスダック・ジャパンに出向し、関東のIT企業および関西地区を担当。帰任後は、IBM Venture Capital Groupの設立メンバーとして参画し、その後退職し米国へ留学。パブリックラジオ局(KPFA)での番組放送の経験を得て帰国後の現在は、「“声”で人々を元気にする」をモットーにラジオDJ、イベント司会、ポッドキャスティングの分野で活動中。「Venture BEAT Project」プランニングメンバー。好きな言葉は「アドベンチャー」。
ブログ:「Edokko in San Francisco 2007」
趣味:タップダンス、ビリヤード、会話、旅、スペイン語
特技:アメリカンフットボール、陸上競技100m
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