ビデオリサーチとニフティ、ブログサイトに関する共同研究調査を実施

 ビデオリサーチとニフティの組織内研究所である「ニフティ研究所」は4月3日、ブログサイトに関する共同研究調査の結果を発表した。

 今回の研究調査は、ブログが生活者にどのようなものとして受け入れられているか、ブログに接触することで受ける影響とは何かを確認することにより、ブログの価値をあらためて整理することを目的としたもの。

 調査によれば、調査対象者の90%程度は、商品情報を含むブログ記事に接触しており、そのうちの大半はブログを情報源として活用し、ブログ内に書かれている内容に対して65%程度の層が信頼していることが分かった。

 「お菓子や非アルコール飲料」と「国内・海外旅行」についてブログの情報源効果を他のメディアと比較したところ、ブログによる情報は、商品・サービスに対する親しみや信頼感を醸成している傾向が他のメディアよりも強く、話題の喚起に繋がっていることが明らかになった。

 また、アクセス数の多い(読者に対して影響力のある)ブロガーと一般ブロガーを比較すると、アクセス数の多いブロガーは、記事を書く際に、読み手を強く意識して記事の更新を行っており、商品やサービスに関する記事を更新する際には、自分の体験を踏まえると同時に、他者が発信する情報も収集・処理することで、偏りのない記事にすることを心がけていることが分かったとしている。

 同調査は、全国の15〜49歳の男女で、週に1回以上ブログを更新しているブロガー530サンプルと、ブログを保有せず週に1回以上ブログに接触しているノンブロガー530サンプルの計1060サンプルを対象として、2007年12月にインターネット調査により実施された。

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