次世代DVD規格争いが終わっても、Blu-ray対応機器の価格は依然として高いため、Blu-ray規格の勝利は長く続くわけではないのかもしれない。
PC市場で少なからぬ影響力を持つDellが米国時間3月28日、消費者はBlu-ray再生ドライブ搭載ノートPCを1000ドル未満で入手できるようになったと発表した。もっと具体的に言うと、テキサス州ラウンドロックに拠点を置くDellは、ノートPC「Inspiron 1525」に、Blu-rayディスクの再生に対応するドライブをオプションで選択した場合、879ドルから購入できると述べた。
記録型Blu-rayドライブも選べるが、Dellはまだ価格を発表する準備ができていないようだ。
Inspiron 1525は、2008年1月に開催された「Consumer Electronics Show」で初公開された。同モデルは、15インチの液晶画面と、高解像度ディスプレイやHDTVと接続するためのHDMIポートを搭載している。
Blu-ray対応ノートPCの分野では、メーカーの動きが活発になってきている。ASUSTeK Computerは3月18日、Blu-ray対応ドライブを標準搭載するノートPC「M50」を発表した。ただし、発表の時点では、具体的な価格は明かさなかった。
しかし、たとえ比較的低価格だとしても、Blu-rayへの対応がノートPCの目玉になるかと言えば、たぶん違うだろう。高精細(HD)ドライブ技術は、バッテリ駆動時間を大幅に短くすると思われる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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