瞬間起動のスタンバイモードはなく、起動に7秒前後かかるが、電源が液晶ドアと連動しているのでフットワークは悪くない。電源オン/オフと動画/静止画モードの切り替えは、ダイアル式ではなく、レバー式のトグル切り替えになるが、慣れれば違和感なく使えるだろう。
撮影機能は豊富で、フルオートのほか、プログラムAEとマニュアルモードを装備。ピントの合っている部分の輪郭を青く表示する「フォーカスアシスト」機能や、露出オーバーの部分を縞模様で表示する「ゼブラパターン」表示など凝った撮影機能も継承している。
コンパクト機ということで、撮影ボタンは少なめで、マニュアル操作は液晶横のジョイレバーとGUIで行う。このためマニュアル撮影にはやや手間がかかるが、オーソドックスなスタイルなので戸惑うことはない。欲をいえば、マニュアルフォーカスなどの操作にマルチダイアルが欲しいところだ。
手ブレ補正は、GZ-HD7と比べると改善されてはいるが、望遠端での効きは弱めで、細かい手ブレがやや気なった。この点はさらなる改善の余地があるだろう。
バッテリの持ちは平均的で、実使用で40から50分程度といったところ。やや大型のバッテリサイズからすると、もう少し持ってほしい気にもなるが、バッテリ残量がグラフ表示される点は使いやすい。
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