「WorldWide Telescope」、狙いは宇宙を超えて幅広く

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子2008年03月05日 19時23分

 ワシントン州レドモンド発--Microsoftの新ソフトウェア「WorldWide Telescope」のキーポイントを1つは、宇宙とは関係ない。

 WorldWide Telescopeは、Microsoftの新しい「Visual Experience Engine」技術を使うことで、多彩なデータ群からイメージを集めて統合し、また、幅広いユーザーによるガイド付きツアーの自作を可能にする。この技術を試すのに宇宙は格好の領域ではあったが、主任研究者のCurtis Wong氏によると、宇宙は「Visual Experience Engine」の最終的な開拓領域というわけではない。

 「スタート地点として中心に据えている」が、デジタル体験をとおしたガイド付きツアーの共有というアイディアは、もっと幅広く活用されるものだとWong氏は指摘する。

 Wong氏によれば、この技術はMicrosoftの研究グループ内でのみ進められてきたのだが、社内の製品グループの1つないし2つに広がろうとしているところだという。だが、同氏はこれ以上の詳細は明かせないと語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]