Ubuntuが、Dellのウェブサイト「IdeaStorm」の成功に触発され、コミュニティー向けのフィードバックサイトを開設した。
Dellは1年前、さまざまな問題に対する顧客の意見を読み取るため、IdeaStormを立ち上げた。LinuxをプレインストールしたDell製品のより一層の充実を要望する声が集中的に寄せられ、DellはUbuntu搭載PCを発売した。
今度は、Ubuntu自身がこれを見習い、「Brainstorm」と名付けたウェブサイトを開設した。Ubuntuで活動しているMartin Albisetti氏は米国時間2月28日のブログ投稿で、これにより「Ubuntuの利用者が改善提案しやすくなる」だろうと述べている。
「利用者コミュニティーで最も支持されている提案や優先されるべき提案が投票で明らかになる。これはもちろん、われわれの良き友人であるDellが開設しているIdeaStormサイトに触発されたものだが、われわれの要件に合わせて手直しされている」(Albisetti氏)
Albisetti氏によると、これによりUbuntuの開発チームは「利用者にとって喫緊の問題」が何かを判断しやすくなるという。利用者はBrainstorm上のアイデアをコラボレーションサイトLaunchpadのに結びつけられるようになる予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」