双方の得意分野を生かして協力する体制をとっており、たとえば陸上自衛隊は、民間が進入できない道路などの危険地域情報を提供し、NTT東日本の回線復旧に協力する。逆にNTT東日本は通信施設の被災情報を提供する。このほか、陸上自衛隊は民間機の離発着が困難な地域に、NTT東日本の要求に応じて航空輸送力を提供。NTT東日本はデータ回線や携帯電話などを陸自に提供する。これにより、被災地の通信を確保するとともに、陸自の災害対策用の通信網も確保される。
通信機材を搭載し飛び立って行く「CH-47J」。圧倒的な機動力を誇る陸上自衛隊ならではの迅速な行動で被災地を救援する。