居心地のいい居間から宇宙空間に飛び立つことは、しびれるほど人を感動させるのだろうか?
Microsoftで以前エバンジェリストを務めたRobert Scoble氏にとってはそうらしい。Scoble氏は数週間前に自身のブログで、Microsoftの最新技術に感動したと述べていた。Scoble氏は、機密保持契約があることを理由に詳細を明らかにしていないが、外部の人間がある程度推測できるだけの情報を公開している。
News.comのDan Farberは、これは「WorldWide Telescope」の最新版のことだろうと予想し、後にTechCrunchがこれを確認した。
Microsoftの社内向けサイエンスイベントである2007年の「TechFest」で、Microsoftの研究者であるCurtis Wong氏が同ソフトウェアの初期バージョンを披露した。情報筋によると、Microsoftの同デスクトップソフトウェアは現在、2007年のTechFestで披露されたものをはるかに上回っており、「Google Earth」のSky機能をしのぐレベルという。特に、このソフトウェアでは、天体物に接近できるため、机上の天文学者だけでなく、真剣に研究を進めている研究者にも役立ちそうだ。
Telescopeは、ハッブル宇宙望遠鏡、それに行方不明になったMicrosoftの研究者Jim Gray氏が協力したプロジェクト「Sloan Digital Sky Survey」など膨大な量のデジタル画像を表示できる。
年次会議「TED Conference」に出席する人は、このMicrosoftの最新ソフトウェアを見ることができるだろう。Microsoftはまた、その次の週に開催予定のTechFestでも同技術を披露する予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」