ソニースタイル、オフラインでネットのクチコミ情報が見られる無料ツールを公開

エースラッシュ 坂本純子(編集部)2007年12月20日 21時28分

 ソニースタイルは12月20日、パソコン用地図ビューワアプリケーション「PetaMapスポットビューワ」など3本をポータルサイト「体験空間」で公開した。すべて無料でダウンロードできる。

 「PetaMapスポットビューワ」は、口コミスポット情報を共有できるソーシャル・マッピングサービス「PetaMap」のスポット情報をオフラインでもパソコンで見られようにするものだ。PetaMapは2007年3月より開始しているウェブサービスで、PSP対応ソフト「みんなの地図2」で作成した情報をPetaMapに登録できるなど、PSPやnav-uといったハードウェア機器との連携も行っている。

 「PetaMapスポットビューワ」は、インターネット接続しなくても、ワイヤレスLANの電波情報を利用して位置推定する技術「PlaceEngine(プレイスエンジン)」に対応しており、周辺にあるスポット情報の閲覧と併せて自分の現在地を把握できる。

 20万分の1サイズの全国地図は無料(詳細地図はソニースタイルで有料販売)。PetaMapに登録されたスポット情報や口コミ情報を地図上に表示できるほか、GPS搭載した携帯電話(一部を除く)や、サイバーショットDSC-G1のような、写真に緯度経度情報が付加できる機器で撮影した画像を取り込むと、地図上に写真を表示できる。

“画像エリアに写真のサムネイルが表示されるほか、地図エリアにもアイコンが付く。どこで撮影された写真データであるかを一目で把握できる 画像エリアに写真のサムネイルが表示されるほか、地図エリアにもアイコンが付く。どこで撮影された写真データであるかを一目で把握できる
“x-Radar Ver.1.5の画面。2週間に1回のペースで、自動的に全国のエリア情報をクロール x-Radar Ver.1.5の画面。2週間に1回のペースで、自動的に全国のエリア情報をクロール

 「x-Radar」は無線LAN機能を搭載したパソコンで利用するアプリケーションで、現在位置から半径3km以内のスポット情報を検索、閲覧するレーダーツールだ。PetaMapに登録されている情報を元にスポット検索を行うが、今回リリースされた「Ver.1.5」ではPetaMapスポットビューワと連携し、オフライン時でも情報検索が可能になっている。

 「x-ScrapBook」はデジタルカメラで撮影した画像を整理し、閲覧時に壁紙と一緒に表示するスクラップブック作成ツールだ。これは同社のハードディスクレコーダー等に搭載されているのと同じ機能となっている。今回リリースされた「Ver.2.0」では、ソニーのフォトストレージ「HDMS-S1D」との連携、写真閲覧機能、メールやブログに使える便利機能などが強化された。

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