LUNARRは2月7日、デジタルドキュメントに裏画面を付加し、ドキュメントを共有できるウェブサービス「LUNARR」のベータ版を発表した。
LUNARRは、パソコン上の既存ファイルや、インターネット上の既存ページ、LUNARR上で新しく作成したドキュメントなどに、メールの送受信機能を搭載した裏画面を付加し、ドキュメントを即座に共有できるウェブサービス。他社のウェブアプリケーションにも裏画面を付加できる。
表画面のドキュメントに関連したメールが裏画面に集約されるため、裏画面へ反転させるだけで大量のメールを一度に処理することができ、メール操作にともなうメールアドレス入力やファイル添付によって、ドキュメントと人、ドキュメント同士の相互リンクをメタ情報として自動的に生成し、裏画面に格納することができる。
表画面にはドキュメント表示機能が搭載されており、ドキュメント閲覧のためにアプリケーションソフトの立ち上あがりを待つことなく、さまざまなドキュメントを即座にブラウザで閲覧できる。
また、ブラウザからワープロ機能でドキュメントを新規作成したり、ウェブサイトのスナップショットを撮ってワープロデータに変換し、編集することができる。
今回発表されたベータ版では、日本語に対応したほか、ユーザーインターフェースが改善され、MS Officeなどのドキュメントのインライン表示、電子メールとの連携が可能になった。
利用は現在招待制となっており、既存のLUNARRユーザーからを受ける必要がある。LUNARRでは2009年から有償化を予定しているが、ベータ版の期間中は無償で利用できる。
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