マイクロソフトは2月1日、Microsoft Office 2008 for Macの発売を記念し、ローンチイベント「Office 2008 for Mac Launch Celebration」を開催した。
3年半ぶりのバージョンアップとなる今回のOffice 2008 for Macは、1月16日の発売から約半月が経過した。マイクロソフト執行役 ホーム&エンターテイメント事業本部リテールビジネス事業部長の五十嵐章氏は、数字は明確にできないとしながらも、「とても好調」と笑顔を見せた。
代官山FRAMES内の特設イベント・スペース「Art of Office ラウンジ」には、約60台にのぼる24型のiMacをズラリと設置。佐藤可士和氏と映像クリエイターの長谷川踏太氏のコラボレーションによる特別な仕掛けを施したiMacを背に、ジャーナリストの林信行氏やリテールビジネス事業部 コンシューマ製品部 エグゼクティブプロダクトマネージャの仲尾毅氏らがトークセッションを行った。
マイクロソフトは、Officeで作成したアート作品をアップロードできるMacユーザー向けのウェブサイト「Art Of Office」を開設している。Officeは本来ビジネスユースのソフトだが、単なるビジネスツールだけでない、Macらしさや遊び心を追求したサイトだ。会場では「業務用ソフトながらもおもしろい使い方ができる」とサイトの作品を披露した。
ジャーナリストの林伸行氏は、「Wordは音声を録音しながらメモをとれるので、取材には欠かせないツール」と日常の使いこなし方や、携帯電話からMacをコントロールできるソフト「Salling Clicker」を使い、携帯電話でPowerPointのプレゼンテーション操作して驚かすワザなどを披露。「取材にも役立つOffice、アート作品も作れるOffice」としてアピールした。
今回のイベントはArtをテーマにしたものとなっており、アートディレクターとして知られる佐藤可士和氏が今回のイベントのために招待状のハガキをデザインしたという。長谷川踏太氏が、佐藤氏のデザインをモチーフにしたビデオ・インスタレーションを作成した。これは、iMac内蔵のマイクを使い、会場の音の大きさ、周波数などによってiMacの画面デザインが変化するというもの。1パターン3分で、20パターンを用意されており、イベント中も、声の大きさや拍手など会場の盛り上がりによって映像が変わり、参加者を楽しませていた。
プレミアム・セッションでは、m-flo、LISA、日之内エミ、Ryohei、NEON、DJ MOAらによるイベントが行われた。プレミアム・セッションは、一般のファンなど150組300名を招待して行われたもの。当日のセッションは、MTVでオンエアされる。
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