フォン・ジャパンとライブドアが提携--FONユーザーがlivedoor WirelessのAPを利用可能に

岩本有平(編集部)2008年02月04日 13時03分

 無線LANアクセスポイントの共有プロジェクト「FON」を提供するフォン・ジャパンとライブドアは2月4日、業務提携を発表した。これにより、ライブドアが運営する公衆無線LAN接続サービス「livedoor Wireless」のアクセスポイント(AP)がFON対応となる。

 FONのAPである「FONスポット」は、2月3日現在、都心部の住宅地を中心に全国約3万1000個所。一方livedoor Wirelessは、東京都23区の屋外エリアを中心に約2200個所のAPを保有、JR山手線圏内の約80%のエリアを網羅している。

 また、両社は今後、livedoor WirelessユーザーがFON スポットへ接続できる相互ローミ ングや、MAC IDを活用したWiFi端末単位での認証の実現に向けても検討していく。

 FON_livedoorの利用料金は8月4日まで無料となっており、その後についても無料でのサービス提供を予定している。FON_livedoorの利用が可能なAP数は、サービス開始時点では100個所程度だが、今後は順次拡大していき、2月11日よりすべてのAPがFON対応となる予定だ。

 なおフォン・ジャパンでは、今回の業務提携を記念し、FON会員になるだけでFONスポットとFON_livedoorのすべてのAPを無料で利用できるキャンペーンを4月4日まで実施する。

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