ミクシィは1月30日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。インターネットメディア事業およびインターネット求人広告事業の販売が順調に推移したことから、売上高は約2.1倍、営業利益、経常利益ともに約1.9倍の成長となった。
インターネットメディア事業においては、運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」の機能向上およびモバイルサイトのデザインリニューアルにより、ユーザー数は2007年5月20日に1000万人を突破し、2007年12月31日現在で約1300万人、月間PVはPCが約50億PV、モバイルが約68億PVとなった。
また、より広告効果の高いターゲティング広告やSNS機能を活用したタイアップ広告およびモバイル広告の販売が好調だったことなどから、インターネットメディア事業の売上高は62億4600万円となった。売上高のうち、広告売上高は58億200万円、プレミアム会員料金による売上高は4億4300万円となっている。
インターネット求人広告事業「Find Job!」においては、IT系の求人情報に特化することによる他社との差別化や、mixiの活用による高い広告宣伝効果と広告宣伝費の抑制などにより、売上高は9億8900万円となった。
第3四半期の売上高は72億3500万円(前年同期比111%増)、営業利益は27億3300万円(同85%増)、経常利益は27億4200万円(同91%増)、四半期純利益は14億7400万円(同94%増)となった。売上の構成比は、mixiが86.3%、Find Job!は13.7%となっている。
2008年3月期通期の業績予想については、売上高97億円、営業利益32億円、経常利益32億円、純利益17億5000万円で、2007年5月10日の発表からの変更はないとしている。
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